失敗は、行動を増やすためにあるんじゃない
2社目を立ち上げたとき、
私は不思議なほど静かでした。
ワクワクよりも、
慎重さが先に立っていた。
なぜなら、
1社目で学んだのは
「何をするか」より
「何をしないか」の方が、会社を守る
という事実だったからです。
絶対にやらなかったこと①
「売上が伸びているから大丈夫」という判断
2社目でも、
売上は立ち上がりました。
でも私は、
1社目と同じ判断を
絶対にしないと決めていました。
・売上が伸びた
=
・安心していい
この思考を、
最初から切り捨てました。
代わりに見ていたのは、
現金が残る構造かどうか
それだけです。
絶対にやらなかったこと②
未来の売上を前提に動くこと
1社目の私は、
「来月はもっと良くなる」を
何度も使いました。
2社目では、
この言葉を
自分の中で禁止しました。
判断の基準は、
今、口座にあるお金だけ。
未来は、
一切織り込まない。
冷たい判断に見えるかもしれませんが、
これが一番、人と会社を守りました。
絶対にやらなかったこと③
人を増やして問題を解決しようとすること
忙しくなったとき、
1社目の私は
すぐ「人を増やす」判断をしました。
2社目では違います。
・仕組みで解決できないか
・今のやり方が間違っていないか
・本当に人が必要か
人を増やすのは、最後の選択肢。
固定費を増やす怖さを、
私はもう知っていました。
絶対にやらなかったこと④
「やめたら無駄になる」と考えること
1社目で、
一番私を縛った思考です。
・ここまでやったのに
・今やめたら意味がない
2社目では、
この考えが浮かんだ瞬間、
立ち止まるようにしました。
無駄になるかどうかは、
続けたかどうかで決まらない。
失敗から学べば、
それは無駄ではない。
絶対にやらなかったこと⑤
一人で抱え込むこと
これは、
2社目で最も大きく変えた点です。
私は意識的に、
「話す仕組み」を作りました。
・数字を見せる相手
・判断を共有する相手
・弱音を吐ける相手
孤独にならないことを、
経営戦略に組み込んだ。
これは、
想像以上に効きました。
絶対にやらなかったこと⑥
感情のままに判断すること
2社目の私は、
判断の前に
必ずワンクッション置きました。
「これは、
不安からの判断か?
それとも、事実からの判断か?」
この問いを挟むだけで、
致命的な判断ミスは
ほぼ消えました。
やらなかったことで、会社は強くなった
不思議なことに、
やらないことを決めた方が、
会社は安定しました。
・派手さはない
・急成長もしない
でも、
崩れない。
これは、
1社目では一度も感じられなかった
安心感でした。
失敗は、行動を増やすためのものじゃない
多くの人が誤解しています。
失敗すると、
「次はもっと頑張ろう」
「次はもっと動こう」
と思いがちです。
でも本当は逆。
失敗は、
無駄な行動を削るためにある。
2社目の私は、
それを徹底しました。
このブログを、これから2社目を始める人へ
もしあなたが、
・一度失敗して
・もう一度挑戦しようとしている
なら、
自分にこう問いかけてください。
「次は、何をやらないか?」
ここが決まると、
再挑戦の成功率は
驚くほど上がります。
次回予告
次は、
「2社目で、私が最初に作った“たった一つの仕組み”」
を書きます。
再生の起点になった話です。
2社目は、
勇気で始めたわけじゃない。
恐怖を理解した上で、
それでも進むと決めただけ。
失敗を経験した人間は、
派手には戦えない。
でも、
確実に生き残れる。


コメント