パニックになる前に、決まった手順で動いた
生存月数を見える化すると、
必ず起きることがあります。
減る。
これは、
避けられません。
・売上が落ちる
・案件が止まる
・想定外の支出が出る
どんな会社でも、
生存月数は上下します。
問題は、
減った時にどう動くかです。
1社目の私は「減った事実」から逃げた
1社目の頃、
もし生存月数を出していたら、
私はきっとこうしていました。
・見ない
・考えない
・「来月戻る」と自分に言い聞かせる
つまり、
現実から逃げる。
そして、
気づいた時には
選択肢がなくなっていた。
2社目では、
真逆の行動を取ると決めました。
生存月数が減ったら、最初にやったこと
私が最初にやったのは、
焦ることではありません。
売上を追うことでもない。
最初の行動は、
これです。
「減った理由を、紙に全部書き出す」
・売上要因
・コスト要因
・一時的か
・構造的か
感情を挟まず、
事実だけを書く。
判断は「原因の種類」で分ける
書き出した後、
必ず原因を
この2つに分けました。
- 一時的な減少
- 構造的な減少
この区別が、
すべてを分けます。
一時的な減少だった場合の行動
・入金のズレ
・季節要因
・単発支出
こうした理由なら、
大きな判断はしません。
代わりにやるのは、
・固定費を増やさない
・新しい投資を止める
・様子を見る期限を決める
「何もしない」ではなく
“期限付きで何もしない”。
これが重要でした。
構造的な減少だった場合の行動
こちらは、
即行動です。
私が必ずやったのは、
次の3つ。
行動① 固定費を“先に”切る
売上を伸ばす前に、
出血を止める。
・人を増やさない
・外注を止める
・使っていないサービスを切る
ここで
躊躇しない。
早ければ早いほど、
守れるものが増えます。
行動② 「やらないこと」を増やす
生存月数が減っている時に
やってはいけないのは、
全部やろうとすること。
私は必ず、
こう決めました。
・今月はこれだけ
・これはやらない
・これは後回し
行動を増やすのではなく、
減らす。
行動③ 誰かに“必ず”話す
これはルールでした。
生存月数が
一定ラインを下回ったら、
・状況
・数字
・判断案
これを
必ず誰かに共有する。
孤独な判断を、
二度としないためです。
生存月数が減った時、やらなかったこと
意外かもしれませんが、
私はこの時、
・気合を入れ直す
・無理な営業をする
・夜中まで働く
こうしたことは
一切やりませんでした。
なぜなら、
これらはすべて
判断を雑にするからです。
生存月数は「行動の優先順位」を決めてくれる
生存月数が減ると、
やるべきことは
自然に絞られます。
・今やるべきこと
・今やらなくていいこと
・今やると危険なこと
数字が、
社長の代わりに
判断してくれる。
これは、
精神的にも大きな支えでした。
生存月数は、会社を“強制的に現実に戻す”
どれだけ前向きでも、
どれだけ夢を語っても、
生存月数は
嘘をつきません。
だから私は、
この数字を
一番信用しました。
このブログを、今まさに減っている人へ
もし今、
・生存月数が減っている
・不安が増えている
・焦り始めている
なら、
まず一つだけ守ってください。
「売上を追う前に、原因を見る」
これだけで、
壊れる確率は
大きく下がります。
次回予告
次は、
「生存月数が回復した時、私が“やらなかった判断”】【重要回】
を書きます。
増えた時こそ、
一番危ないからです。
生存月数が減った時、
必要なのは
勇気でも根性でもありません。
決まった手順。
それがあるだけで、
会社は驚くほど
冷静に生き延びます。


コメント