〜起業家が一番最初に勘違いすること〜
起業した人から、何度も聞いてきました。
「売上は出てるんですけど、なぜかお金が残らないんです」
これ、珍しい話じゃありません。
むしろ 潰れる会社のほとんどが、この状態です。
かつての僕も、まったく同じでした。
売上が立った瞬間に、人は安心する
初めて売上が立った日。
あのときの高揚感は、今でも覚えています。
「これでいける」
「もう大丈夫だ」
でも今なら、はっきり言えます。
それが一番危ない瞬間でした。
なぜなら、
売上=お金が増えた
と、無意識に勘違いしてしまうからです。
売上と「手元に残るお金」は別物
当たり前の話ですが、
売上が立つと同時に、こんなものが発生します。
・仕入れ
・外注費
・家賃
・人件費
・税金
特に怖いのが **「税金と社会保険」**です。
これは
✔ 売上が立った“後”
✔ 忘れた頃に
✔ まとめてやってくる
静かに、確実に、首を締めてきます。
僕が一番最初に見誤った数字
当時の僕は、
毎月こんな数字ばかり見ていました。
・今月の売上
・先月比
・成長率
でも、一番大事な数字を見ていなかった。
それは、
「あと何ヶ月、生きられるか」
この数字を把握していない起業は、
地図を持たずに山に入るようなものです。
潰れる会社に共通する“3つの勘違い”
これまでの経験から、
潰れる会社には共通点があります。
① 売上が伸びれば何とかなると思っている
→ 何ともなりません。
② 忙しさ=順調だと思っている
→ 忙しいだけで、苦しくなることも多い。
③ お金の話を後回しにしている
→ 後回しにした分、まとめて返ってきます。
これは才能の問題じゃありません。
知っているか、知らないかだけです。
僕を救ってくれた「考え方の転換」
あるとき、考え方を変えました。
「どれだけ攻められるか」ではなく
「どれだけ守れるか」
売上を最大化する前に、
最低限、死なないラインを決める。
・これ以下になったら止める
・これ以上は固定費を増やさない
・この現金は絶対に触らない
派手さはありません。
でも、この考え方に変えてから
夜、眠れるようになりました。
起業はマラソンであって、短距離走じゃない
起業は、勢いだけでも、根性だけでも続きません。
大事なのは、
「今日、走るか」より
「明日も走れるか」
この視点を持てるかどうかです。
売上が出ているのに不安が消えないなら、
それは感覚が間違っているのではなく、
数字を見る順番が違うだけかもしれません。
次の記事では、もっと具体的な話をします
次は、
**「じゃあ何を見ればいいのか?」**を
実務レベルで書きます。
・毎月、最低限見るべき数字
・これだけは守る“お金の置き場”
・不安が消える考え方の型
これは、
過去の自分が一番読みたかった内容です。
読んでくれたあなたへ
もし今、
「自分の会社、大丈夫かな」と
少しでも思ったなら。
それは、感覚が鋭い証拠です。
このブログでは、
その感覚を“安心”に変える材料を
これからも書いていきます。


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