売上を伸ばす仕組みではなかった
2社目を立ち上げたとき、
私は意外なことを最初にやりました。
・営業強化でもない
・商品改善でもない
・集客設計でもない
お金を増やす仕組みではなかった。
私が最初に作ったのは、
**「壊れないための仕組み」**です。
1社目の私は、すべてを“気合”で管理していた
起業したての頃、
私はこう思っていました。
・毎日ちゃんと見ている
・頭の中では把握している
・何かあれば対応できる
でも今なら分かります。
それは管理ではなく、
自分への期待でした。
気合は、
忙しくなると必ず抜け落ちます。
2社目で最初に決めたこと
次の会社で、
私は最初にこう決めました。
「考えなくても分かる状態を作る」
・判断しなくても危険が見える
・感情が入る前に数字が止めてくれる
・一人でも暴走しない
これを最優先にしました。
私が作った「たった一つの仕組み」
それは、
とても地味なものでした。
「生存月数が、常に見える仕組み」
・今の現金で
・何もしなかったら
・あと何ヶ月、会社は生きられるのか
これを
毎週、必ず確認できる形にしました。
なぜ、生存月数だったのか
理由は単純です。
1社目が壊れたのは、
売上不足でも
努力不足でもありません。
「あと何ヶ月持つか」を
本当の意味で分かっていなかった。
この一点でした。
利益や売上は、
判断を遅らせます。
でも生存月数は、
嘘をつきません。
生存月数は、感情を排除してくれる
調子がいい時でも、
数字はこう言います。
「今は◯ヶ月」
不安な時でも、
数字はこう言います。
「まだ◯ヶ月ある」
この冷静さが、
判断を救いました。
仕組みは「自分を信用しない」ために作る
2社目の私は、
自分を信用しませんでした。
・楽観的になる
・希望に寄る
・止まれなくなる
その弱さを、
もう知っていたからです。
だから私は、
自分を止める仕組みを
先に作った。
この仕組みが、何を変えたのか
生存月数が見えると、
判断が変わります。
・人を増やす前に止まる
・投資の前に考える
・撤退判断が早くなる
結果、
「致命傷」がなくなりました。
売上が伸びなくても、焦らなくなった
不思議なことに、
この仕組みを作ってから、
・売上が一時的に落ちても
・案件が途切れても
パニックにならなくなりました。
なぜなら、
「どこまで耐えられるか」が
分かっているからです。
生存月数は、社長のメンタルを守る
これは想像以上でした。
夜、眠れる。
無駄に焦らない。
判断が雑にならない。
会社を守るだけでなく、
社長を守ってくれた。
多くの起業家が、これを後回しにする
多くの起業家は、
こう言います。
「まず売上を作ってから」
「余裕ができてから」
でも、
余裕は自然には生まれません。
仕組みを作った人にだけ、
余裕が生まれる。
このnoteを、これから起業する人へ
もしあなたが、
・今から起業する
・もしくは立ち上げ直す
なら、
まずこれを作ってください。
・売上目標より先に
・ビジョンより先に
「あと何ヶ月、生きられるか」
これが分かれば、
致命的な失敗は
ほぼ防げます。
次回予告
次は、
「生存月数が減った時、私が必ずやった行動」
を書きます。
ここから、
さらに実務に踏み込みます。
2社目で私が最初に作ったのは、
夢を広げる仕組みじゃない。
夢を壊さないための仕組みでした。
派手じゃない。
でも、
これがなければ
今の私はありません。


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